症状をメモに書き起こすべき理由の一つとは!

心療内科で体と心の悩みを解決し、はつらつとした毎日を取り戻したいという人もいるのではないでしょうか。本格的な治療に入る前に欠かせないのが医師とのカウンセリングですが、その際伝えたい症状は必ずメモに書き起こすようにしましょう。その理由はさまざまありますが、症状が出たその時どう感じたかということを思い出すためというのが、理由の一つです。 心療内科の治療において、心の不調が出た時の心理的な状況を知るということは欠かせません。医師はそれを基に治療方針や方法を決定するためです。できるだけ当時の状況を思い出して、小さなことでも気になったことがあれば書き起こすようにしましょう。本人が小さなことと思っていても、医師からすればそれが治療の大きな手掛かりになることもあります。

冷静に症状と向き合える等の側面も!

また、メモに症状を書き起こすということは冷静に症状と向き合うためにも大事になります。メモをしていかず病院で思い出しながら伝えようとすると、感情的になりがちになってしまうことが多いです。そうなると伝えたいことが十分伝えられず、正しいアプローチでの治療方法ができない可能性も高くなります。 さらに、これまでに感じた症状を思い出すことで脳を活性化できるというメリットもあります。心の病になると脳の働きが悪くなることも多く、それが症状をさらに悪化させます。思い出すという作業により脳を使うことで、脳の活性化が期待できます。その他、症状の改善のためにメモを取るということが、前向きな気持ちにさせてくれるという効果が見込めるという意味でもメモをすることに意義があります。